小さくても一点ごとに違う風合いでおしゃれな趣を。
安南の揺らぎやちぢれ、一点ごとに描かれる滲む美しさ。
安南の器は、陶芸家:荒木漢一さんの手仕事によって一点ごとに轆轤を引き、安南焼独特の呉須で絵を描き滲ませる。うつわにはそれぞれ違った貫入や釉薬のちぢれが入ったり、土の中に含まれる鉄粉が表面に景色として顔を出す。それは、大量生産される器とは、真逆の美しさを見ることができます。その時々の気候や温度などで揺らぐ器の造形、呉須で描かれた絵柄は濃く出たり薄くでたりと一点ごとに違った景色を見せ、どこかアンニュイで儚さまでも感じ取れる器。均一の形や濃淡をお探しの方には向いておりません。製品基準ではなく、作品1客が持つ揺らぎや個性を大事に思っていただける方にはきっと長年愛用していただける器だと思います。
荒木漢一/Kanichi Araki (Japan,Kyoto 1977 - )
1999年京都府立陶工高等技術専門校卒業。
岐阜県 瑞浪市「夕立窯」にて修行。
2002年父荒木義隆の工房 宇治市炭山「笠取士半窯」にて創作をはじめる。
2004年信楽にて初個展。
京都で作陶する荒木漢一さんが制作する安南シリーズ。
素朴な雰囲気の中に見られるやわらかな安南。
一点ごとに異なる風合いが食卓を彩る安南小皿。
■サイズ 径約12cm高約1.9cm
■手触り つるっとしています。高台はざらっとしています。
■重量 約120g
■生産国 Made in Japan
お客様のレビュー
REIKO様 | 投稿日:2024年01月18日 |
おすすめ度: | |
使い易い素敵なうつわにめぐり逢えました。
器によって料理に対する姿勢が変わった感じがします。 どうしても欲しかった安南の器を手にできて大満足でした。 これからも素敵な器 楽しみにしています。 丁寧な梱包有難うございました。 |